病院が近くにないことは、愛猫を殺すことにつながってしまう

 

 

私が住んでいるところは、田んぼに囲まれたような場所です。

 

 

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コンビニに行くにも車で行かなければなりませんし、日常的な買い物をしようとスーパーに行くのにも車で30分~1時間程度かかります。

 

 

そんなのどかな場所なので、自然も多く、飼っていた猫をのびのびと育てることができました。

 

 

しかしある日突然、猫が聞いたことがないような泣き声で泣くようになり、最終的には嘔吐を繰り返すようになりました。

 

 


猫の激しい嘔吐

 

 

こんなことは初めてだったので私もどう対応したらよいのか分からず、急いで動物病院を調べることにしました。

 

しかし近場に動物病院はなく、一番近い病院でも車で2時間かかってしまうのです。

 

 

一先ず電話で対処方法を聞き、急いで連れてくるようにと言われたので、私はできるかぎり急いで病院まで車を走らせました。

 

夕方ということもあり、町の方は帰宅ラッシュで混雑していました。

そのため2時間で到着予定が2時間半かかってしまい、病院についた頃には猫はぐったりとしていました。

 

 

医師は急いで対処してくれたのですが、その時にはもうすでに手遅れの状態になっていました。

 

2時間半以上も苦しい思いをさせてしまったと思うと、私は涙が止まりませんでした。

 

 

自然の中でのびのびと育てることができるという良さばかりに目が行き、どうしていざというときに病院が近くにないというデメリットを考えることができなかったのだろうと、自分に腹が立って仕方がありませんでした。

 

 

小さな命を助けることができなかったというのは、何年経っても忘れられません。